
長女が小2になって、そろそろ通信教育を考えているんですが、種類が多すぎて全然絞れなくて。友達のお母さんから「うちはこれにした」って色々聞くたびに迷いが増えて…。正直、月々いくらが相場なのかもよく分かっていません。
分かります。今は月額2,000円台から8,000円超まで幅が広いですし、タブレット型・紙型・買い切り型とやり方も様々なので、料金だけで比べても混乱しますよね。今日は人気7社を料金・受講形式・続けやすさで整理して、「どんな家庭に何が合うか」という視点でお話しします。
小学生の通信教育、月額の相場と選ぶ前に知っておきたいこと
小学生向け通信教育の月額費用は、低学年向け紙教材の約2,000〜3,000円台から、高学年タブレット教材の8,000〜10,000円台まで開きがあります。同じサービスでも学年が上がるにつれて料金が上がる仕組みがほとんどです。
選ぶポイントは「料金」だけではありません。以下の3点を事前に確認しておくと、後から「思っていたのと違う」と後悔しにくくなります。
- 受講形式:紙教材か、タブレット学習か、動画授業か
- 解約のしやすさ:月ごとに辞められるか、一括払い縛りがあるか
- 教科書準拠かどうか:学校の成績に直結させたいか、思考力・先取りを重視するか
そういえば、まず何から絞り込めばいいんでしょう? 娘は活字より動画が好きで、紙のドリルは自分からやらないタイプです。
動画や画面が好きなお子さんなら、タブレット型か動画授業型が続きやすい傾向があります。ただし、タブレット型は端末の初期費用が別にかかることが多いので、トータルコストで見てください。紙教材は初期費用ゼロで始めやすい反面、丸つけや声かけなど親の関わりが必要になる場面が増えます。
小学生の通信教育 7社比較一覧表(2026年7月時点)
| サービス名 | 月額費用(年一括・小1) | 受講形式 | 対象学年 | 教科書準拠 | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタディサプリ | 1,815円〜(毎月払い2,178円) | 動画授業+ドリル | 小1〜小6 | △(授業は独自) | ✅ 14日間 |
| 小学ポピー | 2,980円〜(毎月払い3,300円〜) | 紙教材 | 小1〜小6 | ✅ 教科書準拠 | ✅ 無料見本あり |
| 天神 | 買い切り型(1学年48,000円〜) | パソコン・オフライン | 小1〜小6 | ✅ 教科書準拠 | ✅ 4日間 |
| 進研ゼミ小学講座 | 3,300円〜(毎月払い4,080円〜) | 紙・タブレット選択 | 小1〜小6 | ✅ 教科書準拠 | ✅ 約2週間 |
| スマイルゼミ | 3,630円〜+タブレット代10,978円 | タブレット | 小1〜小6 | ✅ 教科書準拠 | ✅ 約2週間 |
| Z会(タブレット) | 3,995円〜(小1・2年) | タブレット+紙 | 小1〜小6 | △(思考力重視) | ✅ 資料請求で体験問題 |
| チャレンジタッチ | 3,300円〜(毎月払い4,080円〜) | タブレット(紙も選択可) | 小1〜小6 | ✅ 教科書準拠 | ✅ 約2週間 |
※価格はすべて税込・2026年7月時点の情報です。年一括払いの月額換算を記載。毎月払いを選ぶ場合は各サービスの公式サイトで最新価格をご確認ください。
スタディサプリって月1,815円って書いてあるんですが、これ本当ですか? 他と比べてだいぶ安いですよね。何か落とし穴はありますか?
価格は本当です。スタディサプリはリクルートが運営する動画授業サービスで、小1から高3まで全教科の授業が月額に含まれています。ただし「授業を見て問題を解く」というスタイルなので、自分でやる気を持てる子向けです。自分から進められない子だと動画をつけっぱなしになりがち、という声もあります。
スタディサプリの特徴・詳細
料金・費用
ベーシックコースは毎月払い月額2,178円(税込)、12ヶ月一括払いだと月額1,815円(税込・年額21,780円)です。小1から高3まで全学年の授業が同一料金に含まれており、初期費用・入会金はありません。テキストは印刷無料(PDF)、冊子版を希望する場合は1冊1,320円(税込・送料込)で購入できます。
新規登録者は14日間の無料体験が利用できます(Webサイトでのクレジットカード払い申込時のみ)。
サービス内容・特徴
- スマートフォン・タブレット・PCで視聴でき、専用端末は不要
- 小1〜高3まで、さかのぼり学習・先取り学習が自由にできる無学年方式
- 1本あたり15〜20分程度の授業動画が中心(スキマ時間に向く)
- 月ごとに解約できる(一括払い分の返金ルールは要確認)
メリット・デメリット
- ✅ 7社中で最安値クラスの月額料金
- ✅ 専用端末不要、既存のスマホ・タブレットで始められる
- ✅ 学年をまたいで復習・先取りが自由
- ❌ 親が進捗を把握しにくい(管理画面はあるが細かい誘導はない)
- ❌ 添削や個別フィードバックはない
- ❌ ゲーム要素が少なく、低学年には続けにくい場合がある
小学ポピーの特徴・詳細
料金・費用
月額は学年によって異なります(2026年7月時点・税込)。
| 学年 | 毎月払い | 年一括払い(月額換算) |
|---|---|---|
| 小1 | 3,300円 | 2,980円 |
| 小2 | 3,600円 | 3,300円 |
| 小3 | 4,100円 | 3,700円 |
| 小4 | 4,300円 | 3,900円 |
| 小5 | 4,700円 | 4,300円 |
| 小6 | 5,000円 | 4,500円 |
入会金・年会費はなし。無料見本の請求が可能です。
ただし、毎月払いを選んでいても解約には締め切りがあります。希望する停止月の2ヶ月前の25日までに電話で連絡する必要があります(例:5月号を止めたい場合は3月25日までに連絡)。25日が休日の場合は前営業日が締め切りです。退会申し出がない限り自動継続になるため、停止を考えたら早めに手続きしてください。
サービス内容・特徴
- 各学年の教科書に合わせた紙教材(国語・算数・理科・社会)を毎月届ける
- やることが明確な設計で、親の仕切りなく一人でこなせるボリューム感
- デジタル副教材(スマートフォンやタブレットで利用)も一部提供あり
- 毎月25日前後にゆうメールで届く
メリット・デメリット
- ✅ 教科書準拠で学校のテスト対策に直結しやすい
- ✅ 月額3,000円前後と紙教材の中では安い水準
- ✅ 入会金なし・毎月解約可で試しやすい
- ❌ 紙を丸つけする必要があり、親がある程度関わる必要がある
- ❌ 英語に特化した内容は薄め
- ❌ 先取り・さかのぼり学習はできない(その月の学年固定)
天神の特徴・詳細
料金・費用
天神は月額制ではなく「買い切り型」のデジタル教材です(2026年7月時点)。
| 教科 | 1学年分の価格(税込) |
|---|---|
| 国語・算数(各1教科) | 48,000円 |
| 理科・社会・英語(各1教科) | 40,000円 |
| 生活 | 30,000円 |
初回のみ専用USBメモリ代が別途必要(12,000円前後)。一度購入すれば、追加の月額費用は発生しません。兄弟・姉妹での共有利用も可能です。
※天神の価格は公式サイト上には掲示されておらず、資料請求後に確定します。上記は複数の情報源による参考価格です。最新の価格は資料請求時にご確認ください(2026年7月時点)。
1学年分で48,000円って…かなり高いですよね。毎月払いじゃないということは、先に全部払うんですか?
そうです。初期費用は大きいのですが、国語・算数の2教科を1年間使い続けたとすると月換算8,000円になります。さらに兄弟で共有できるので、2人使う家庭では実質半額計算になります。「月額をずっと払い続けるのが嫌」「追加課金が発生しない安心感が欲しい」という方には合う仕組みです。ただし、向いていない子だと初期投資が丸々もったいなくなるので、4日間の無料体験を必ず試してからにしてください。
サービス内容・特徴
- インターネット接続不要で使えるオフライン型デジタル教材(USB内蔵)
- パソコンで使用(幼児版はタブレット対応あり、小学生版は主にPC)
- 教科書準拠で予習・復習が中心。学年をまたいだ復習・先取りも可能
- 資料請求→無料体験(4日間)→購入という流れ
メリット・デメリット
- ✅ 一度購入すれば月額費用ゼロ・兄弟でも共有利用できる
- ✅ ネット環境に左右されない(通信制限・遅延の心配なし)
- ✅ 問題数が豊富で反復学習に向いている
- ❌ 初期費用が高く、合わなかったときのリスクがある
- ❌ パソコンが必要(スマートフォンや一般タブレット単体では使えない)
- ❌ 月額制のように「試しに続けてみる」という気軽さはない
その他4社のポイント
進研ゼミ小学講座(チャレンジ・チャレンジタッチ)
月額3,300円〜(小1・年一括、税込)。紙かタブレットかを選べ、どちらも料金は同額です。チャレンジタッチのタブレット代は6ヶ月以上継続で実質0円になります。赤ペン先生による添削と、まなびアドバイザーのサポートが差別化ポイントです。
スマイルゼミ
月額3,630円〜(小1・年一括、税込)+タブレット代10,978円(初回のみ)。タブレット1台で全教科をこなせる設計で、「今日やること」が自動で提示されるため、親の声かけが少なくて済む家庭からの評価が高い傾向があります。英語4技能(読む・書く・聞く・話す)が追加費用なしで含まれています。
Z会(タブレットコース)
月額3,995円〜(小1・2年・年一括、税込)。思考力・記述力を重視した設計で、学校のテスト対策より「難関中学受験・深く考える習慣」を目的とした家庭に向いています。問題の難度は高めで、自分で考えることが好きな子に力がつきやすいです。
チャレンジタッチ(ベネッセ)
進研ゼミのタブレット版がチャレンジタッチです。月額・料金体系は進研ゼミ小学講座と同一(3,300円〜・小1・年一括)。タブレット一台で学習が完結する利便性と、赤ペン先生サポートを両立させたい家庭に向いています。
こんな家庭に向いている・向いていない
結局、うちみたいに「画面好きで、あまり自分から勉強しないタイプの小2」だとどれが向いていますか? コストはできるだけ抑えたいですし…。
「コスト重視かつ自主性がまだ弱い小学校低学年」なら、スマイルゼミかチャレンジタッチが合うことが多いです。どちらも「今日やること」を自動で提示してくれるので、親が毎回「今日は何のページ?」と声かけしなくて済みます。スタディサプリは最安ですが、「自分で動画を開く」という行動が必要なので、小2で自発的にやれるかどうかが判断のポイントになります。
| サービス | 向いている家庭 | 向いていない家庭 |
|---|---|---|
| スタディサプリ | コスト最優先・すでに学習習慣がある小3以上・さかのぼりしたい | 自分から動けない低学年・添削フィードバックが欲しい |
| 小学ポピー | 学校の成績を上げたい・入会金なしで気軽に始めたい・親が関われる | 英語を伸ばしたい・先取り学習したい・紙の丸つけが負担 |
| 天神 | 兄弟2人以上いる・月額を払い続けたくない・ネット環境が不安定 | まず試してから考えたい・PCを持っていない |
| 進研ゼミ | 添削でモチベーションを保ちたい・紙かタブレットか迷っている | 難関中学受験が目標・とにかく料金を安くしたい |
| スマイルゼミ | 「今日やること」を自動提示してほしい・英語も同時に伸ばしたい | 初期費用(タブレット代)を抑えたい・紙の感触が好きな子 |
| Z会 | 難関中受を視野に入れている・深く考える問題に慣れさせたい | 学校の授業についていくのが目標・難しすぎると挫折する子 |
小学生の通信教育の選び方3つのポイント
1. 「教科書準拠」か「思考力重視」かを先に決める
小学生の通信教育は大きく2タイプに分かれます。教科書に沿って学校のテスト対策に特化するタイプ(ポピー・進研ゼミ・スマイルゼミ等)と、教科書の枠を超えた思考力・応用問題を重視するタイプ(Z会等)です。まず「何を目的にするか」を親子で話してから選ぶと、後から「問題が難しすぎる」「物足りない」という声が減ります。
2. 続けやすさを左右する「仕組み」を確認する
通信教育の課題は「続けられるかどうか」です。自動的に今日やることが提示されるサービス(スマイルゼミ・チャレンジタッチ)か、自分でやる量・タイミングを決めるサービス(スタディサプリ)か。お子さんが自分で動ける子かどうかを基準に選ぶと継続率が上がりやすいです。
3. 「月額×続ける見込み月数」でトータルコストを計算する
タブレット代が必要なサービスは、最初だけ高く見えますが12ヶ月続けると月額換算は下がります。逆に「3ヶ月で辞めるかもしれない」なら初期費用なしのサービスの方が安くなるケースも。天神の買い切り型は2人以上の兄弟がいる家庭では長期的にコスパがよくなる計算です。
続けられるかどうかって本当に大事ですよね。買ってすぐ「やりたくない」ってなったら困りますし…。
どのサービスも、まずは無料体験か見本を試してから決めることをすすめます。体験なしで年一括払いすると、合わなかったときに返金されないケースが多いので注意してください。スタディサプリは14日間試せますし、進研ゼミ・スマイルゼミも体験期間があります。天神も4日間の無料体験があるので、まず手を動かしてから検討してください。
よくある質問
通信教育は何年生から始めるのがいいですか?
明確な正解はありませんが、小1・小2のうちに学習習慣をつけるためにスタートする家庭が多い傾向があります。小3以降になると教科数・問題量が増えるため、早めに習慣化しておくとスムーズです。ただし、「本人がやりたくない」状態で無理に始めても続かない場合が多いので、本人の意欲を確認してから始める方が長続きします。
タブレット型と紙教材、どちらがいいですか?
一概にどちらが優れているということはありません。画面に慣れている子・ゲーム感覚で進めたい子はタブレット型が向いている場合があります。一方、「書く練習をさせたい」「目の使いすぎが心配」という場合は紙教材の方が安心できます。進研ゼミは同じ料金で紙とタブレットを切り替えられるので、最初にどちらか試してみるという使い方もできます。
複数の通信教育を掛け持ちするのはアリですか?
コストが重なるため、基本的には1つに絞る方が続けやすいです。ただし、スタディサプリをメインに動画で理解して、ポピーで演習量を補うという組み合わせは料金面でも比較的現実的です(合計でも月5,000〜6,000円台)。2つ目は「試しに1ヶ月」で合うかどうか確認してから継続を判断してください。
解約・退会は難しいですか?
スタディサプリは毎月払いなら比較的柔軟に停止できます。小学ポピーは毎月払いであっても、希望停止月の2ヶ月前の25日までに電話で連絡する必要があります(例:5月号を止めたい場合は3月25日までに連絡)。年一括払いを選んだ場合は残り分が返金されないサービスが多いので、申込み前に各社の解約規定を必ず確認してください。天神の買い切り型は返品ポリシーを資料請求時に確認することをおすすめします。
まとめ:家庭のタイプ別おすすめ
小学生の通信教育は、料金だけで選ぶより「受講形式と続けやすさ」を先に確認することが重要です。各サービスの特徴を改めて整理します。
- とにかくコストを抑えたい→ スタディサプリ(月1,815円〜・年一括)。ただし小3以上・自分でやれる子向け
- 学校の授業についていければOK・紙で取り組ませたい→ 小学ポピー(月2,980円〜・小1年一括)
- 兄弟がいる・追加費用を一切出したくない→ 天神(買い切り型。国語・算数1学年分各48,000円〜)
- 低学年で自主性がまだない・英語も同時に伸ばしたい→ スマイルゼミかチャレンジタッチ(月3,300〜3,630円〜・タブレット代別)
- 難関中学受験を視野に入れている→ Z会(月3,995円〜・タブレットコース・小1・2年)
どのサービスも、まず無料体験や無料見本で実際に使ってみることが大切です。子どもが「やってみたい」と感じるサービスを選ぶのが、長く続けるための第一歩です。
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