通信教育って月々3,000円台からが多いイメージなんですけど、がんばる舎はSNSで「月990円台」ってよく見かけるんです。さすがに安すぎて、教材の中身が薄いんじゃないかとか、続けているうちに値上げされるんじゃないかって、ちょっと疑ってしまって。実際のところどうなんでしょうか。
いい質問です。実はがんばる舎は2026年8月21日から価格改定があって、以前よく紹介されていた「月990円台」の情報はすでに古くなっています。今日は公式サイトで確認できる最新の料金と、白黒プリント教材ならではの続けやすさ・向き不向きを、良い点も気になる点も含めて正直にお伝えします。
がんばる舎とは
がんばる舎は、大阪市天王寺区に本社を置く株式会社がんばる舎が運営する通信教育です。幼児向けの「すてっぷ」(2〜6歳程度が対象、全6コース)と、小学生向けの「Gambaエース」(1〜6年生対象)の2教材を展開しています。特徴は付録やタブレットを使わない、白黒印刷のプリント教材だけに絞った構成です。教材をシンプルにする分、価格を抑えている通信教育として知られています。
すてっぷは「言葉」「数・量」「図形」「記憶」「知識」「作業」の6分野を、年齢に応じた6段階のコース(すてっぷ1〜6)で学びます。コースごとに難易度と内容が変わり、例えばすてっぷ1は「ひらがな(清音)の字の形と読み方」「5までの数を数える」、すてっぷ6は「ひらがな・カタカナを使って文を書く」「たし算かひき算かを文章題から判断する」といった内容です。Gambaエースは国語・算数・英語の3教科セットで、国語と算数は使用教科書に対応し、英語は全国共通の内容です。3教科セットのみの受講で、1教科だけの単独受講はできません。
がんばる舎の料金プラン(2026年8月時点)
公式サイトによると、すてっぷ・Gambaエースともに2026年8月21日(金)お昼12時からすべての教材価格が改定され、2026年9月号以降は月々1,190円(税込)で統一されています。改定前はすてっぷ・エースともに月々1,090円でしたが、100円の値上げです。
| 項目 | すてっぷ(幼児向け) | Gambaエース(小学生向け) |
|---|---|---|
| 月額費用(税込・2026年9月号以降) | 1,190円 | 1,190円 |
| 対象年齢・学年 | 2〜6歳程度(すてっぷ1〜6の全6コース) | 小学1〜6年生 |
| 教科・分野 | 言葉・数・量・図形・記憶・知識・作業 | 国語・算数・英語の3教科セット |
| 教材形式 | 白黒印刷プリント(付録なし) | 白黒印刷プリント(両面印刷) |
| 配送 | 毎月25日前後、または1年分まとめて発送も選択可 | 毎月25日前後の郵送配信 |
| 添削 | なし(保護者が丸付け) | なし(保護者が丸付け) |
支払い方法はクレジットカード(手数料無料、毎月28日決済)、コンビニ払い・郵便局払い(振込用紙、毎月5日期日、振込手数料は利用者負担)の3種類です。初回は無料で送付され、2回目以降の教材に振込用紙が同封される流れで、毎月払い・1年払いのどちらかを選べます。オプション教材も各1,190円(税込)で、公式のオンラインショップから個別購入できます。
2026年8月時点では「初回1ヶ月が0円」というキャンペーンも公式サイトで案内されています。8月号・9月号を同時に申し込むと8月号は有料、9月号が無料になるなど、時期によって条件が変わるため、申込み前にがんばる舎の公式サイトで当月の内容を確認してください。※料金・キャンペーン内容は2026年8月時点の情報です。
値上げされたとはいえ、1,190円ならまだ他の通信教育よりだいぶ安い印象です。でも「安いには理由がある」気もして…実際どういう教材なんでしょうか。
その通りで、安さの理由は明確です。タブレット端末を使わず、キャラクター付録も作らず、添削者による個別指導もつけない。教材を「プリント1枚で完結する問題」に絞ることで、他社にあるコストをそぎ落としています。次の章で、その分どんな教材になっているかを具体的に見ていきましょう。
がんばる舎の教材内容・受講形式の特徴
1ページ完結型のプリント教材
すてっぷ・Gambaエースともに、1回分の学習が1枚のプリントで完結する構成です。タブレットのアプリのように動画やアニメーションで説明する機能はなく、紙に書かれた問題を読んで、その場で解く形式です。がんばる舎は累計約60万人に教材を提供してきた実績があり、シンプルな紙教材を長年続けてきた通信教育です。
添削なし・保護者による丸付けが前提
公式サイトに添削サービスの案内はありません。スタディサプリのような映像授業や、進研ゼミのような赤ペン先生の添削もなく、答え合わせは保護者が担当します。教材には解答が付属しているため、丸付け自体は難しくありませんが、子どもの学習に毎回目を通す時間が必要です。
解約・退会の条件
がんばる舎は「いつでも自由に入退会できる」教材で、1ヶ月だけの利用も可能です。長期契約の縛りや違約金はありませんが、退会する場合は期日までに連絡が必要です。定期発送は自動継続・進級システムのため、学年が上がっても自分で申込みし直す手間がなく、逆に「そのまま続けるつもりがない」場合は退会の連絡を忘れないようにする必要があります。
がんばる舎のメリット・デメリット
メリット
- 値上げ後の1,190円でも、大手通信教育の幼児コース・小学生コースと比べて月額が低い
- 1ページで完結する問題形式で、短時間でも取り組みやすい
- 付録がなく、教材そのものの学習に集中できる
- いつでも入退会でき、1ヶ月だけの利用もできる
- クレジットカード払いなら決済手数料がかからない
デメリット・注意点
- 添削がなく、保護者が丸付けと解説を担当する必要がある
- タブレットのような音声・動画のサポートがなく、白黒プリントを嫌がる子どもがいる
- 応用問題や解説の分量は大手教材ほど手厚くない
- 2026年8月に月990円台から1,190円へ値上げされており、今後も改定される可能性がある
- 幼児向け「すてっぷ」は2027年度から新教材「まーち」へ移行予定で、現行すてっぷは2027年3月での販売終了が案内されている
がんばる舎の評判・口コミの傾向
良い評判として多いのは、「中身のわりにコストパフォーマンスが良い」「1ページで完結するので学習習慣がつけやすい」「進研ゼミなど他社から乗り換えて、親子で一緒に取り組むようになってから成績が伸びた」といった声です。安さと続けやすさの両方が評価されている傾向があります。
一方で気になる点として挙げられやすいのは、「第三者の添削がないので、応用問題でつまずいたときのフォローは親次第になる」「白黒のプリントをやりたがらない子もいる」「親が丸付けやチェックをする時間を取れないと、教材が進まない」といった声です。教材の質そのものより、保護者の関わり方との相性が満足度を左右しているようです。
他の通信教育との料金比較
がんばる舎が「本当に安いか」を確かめるために、対象年齢が近い大手通信教育の最安プランと並べます。
| 項目 | がんばる舎すてっぷ | こどもちゃれんじ(年中相当・デジタルスタイル) | 進研ゼミ小学講座(紙のチャレンジ・小1) |
|---|---|---|---|
| 月額費用(税込) | 1,190円 | 1,980円〜(12ヶ月一括) | 3,300円〜(12ヶ月一括) |
| 対象年齢・学年 | 2〜6歳程度 | 4〜5歳(年中) | 小学1年生 |
| 教材形式 | 白黒プリント | デジタル端末+一部エデュトイ | 紙教材(赤ペン先生の添削あり) |
| 添削・個別フォロー | なし | なし(デジタルスタイル) | あり(月1回程度) |
比較すると、値上げ後の1,190円でも、こどもちゃれんじの最安プランより800円前後、進研ゼミ小学講座の紙コースより2,000円前後安い水準です。ただし進研ゼミ小学講座には添削サービスが含まれており、こどもちゃれんじにはハイブリッドスタイルを選べばエデュトイなど手を動かす教材もつきます。がんばる舎の安さは「添削・付録・専用端末を削った分」と考えると、比較の見え方が変わってきます。
なるほど、単純に「安いからお得」ではなくて、何を削って安くしているかを見てから決めた方が良さそうですね。
その通りです。添削や専用タブレットが必要かどうかは家庭によって違うので、「安さ」だけでなく「削られている機能を自分たちで補えるか」まで考えて選ぶと、入会後のミスマッチを防ぎやすくなります。
がんばる舎が向いている家庭・向いていない家庭
がんばる舎が向いているのは、「まずは低コストで家庭学習の習慣をつけたい家庭」「保護者が丸付けや解説にある程度の時間を割ける家庭」「タブレットではなく紙で書く学習を優先したい家庭」です。1ヶ月から始められるので、通信教育自体が初めての家庭が試しに使ってみる選択肢としても向いています。
逆に向いていないのは、「添削や個別のフォローを重視する家庭」「タブレットの音声・動画機能で子どもの興味を引きたい家庭」「共働きなどで丸付けにかける時間が取りにくい家庭」です。こうした家庭には、添削がついた進研ゼミ小学講座や、専用タブレットで学習が完結するスマイルゼミのような教材の方が合う場合があります。
よくある質問
Q. がんばる舎は本当に月990円台で受講できますか?
いいえ。2026年8月21日の価格改定により、2026年9月号以降はすてっぷ・Gambaエースともに月々1,190円(税込)です。SNSや一部の比較サイトに残る「990円台」という情報は改定前のもので、現在は当てはまりません。申込み前に公式サイトで最新価格を確認してください。
Q. すてっぷとGambaエース、両方同時に受講できますか?
年齢が重なる時期であれば両方の受講を申し込むこと自体は可能ですが、それぞれ別教材として申込み・支払いが必要です。まずは対象年齢に近い方から1つ試して、進級のタイミングで切り替える家庭が多い傾向です。
Q. 途中でやめても違約金はかかりますか?
かかりません。がんばる舎はいつでも自由に入退会でき、1ヶ月だけの利用も可能です。ただし退会する場合は期日までに連絡する必要があるため、更新のタイミングを確認してから手続きしてください。
Q. 添削がないと学習効果は薄くなりますか?
添削の有無だけで学習効果は決まりません。がんばる舎の教材には解答が付属しており、保護者が丸付けと簡単な解説をする前提で作られています。応用問題でつまずいたときに、子どもの理解を確認できる時間を確保できるかどうかが、効果を左右するポイントです。
まとめ:がんばる舎はこんな家庭におすすめ
がんばる舎は、2026年8月21日の値上げで月990円台ではなくなったものの、月1,190円(税込)は大手通信教育の最安プランと比べても低い水準です。安さの理由は、添削・付録・専用タブレットを持たず、白黒プリント1枚で完結する教材に絞っている点にあります。「まず低コストで家庭学習の習慣をつけたい」「保護者が丸付けに関われる」家庭には向いていますが、「添削や動画でのフォローを重視したい」家庭には他の教材の方が合う場合があります。1ヶ月から試せるので、公式サイトのキャンペーン内容を確認したうえで、まずは1ヶ月試してみるのも1つの方法です。
通信教育の費用をさらに比較したい場合は、こどもちゃれんじの口コミ・評判をまとめた記事や、小学生向けタブレット学習3社比較の記事もあわせて参考にしてください。