福岡市の出産祝い金はいくら?2026年、出産・子育て応援給付金を解説

まりさん

福岡市に住んでいて、来月妊娠届を出しに行く予定なんです。「出産でお金がもらえる制度がある」とママ友に聞いたんですが、いくらもらえるのか、いつ・どこで申請すればいいのか全然わからなくて。

高橋先生

福岡市には「出産・子育て応援給付金」という制度があって、妊娠届出時と出産後の2回に分けて、合計10万円を受け取れます。今日は対象条件・金額・申請のタイミングを、福岡市公式サイトの情報にそって順番に整理していきますね。

福岡市「出産・子育て応援給付金」の全体像

福岡市では、国の「出産・子育て応援交付金」の枠組みを活用した「出産・子育て応援給付金」という制度があります。妊娠から出産・子育てまでの経済的な負担を軽くする目的で、妊娠届出時に5万円、出産後に子ども1人につき5万円が支給され、合計10万円(双子の場合は15万円)を受け取れる仕組みです。

給付の種類 対象 金額 申請期限のめやす
妊娠届出時給付金 妊婦1人につき 5万円 妊娠中
出生後給付金 子ども1人につき(双子は2人分) 5万円(双子は10万円) 子どもが生後5か月になるまで
合計(単胎の場合) 10万円

※2026年8月時点の情報です。制度内容・金額は変更になる場合があります。申請前に福岡市公式サイト(福岡市「出産・子育て応援給付金」ページ)でご確認ください。

対象者と申請条件

対象になる人

福岡市公式サイトによると、以下のすべてに当てはまる方が対象です。

  • 福岡市に住民票がある
  • 妊娠届出時、または乳児家庭全戸訪問(赤ちゃん訪問)時に、区役所での面談を受けている
  • 令和5年1月27日以降に妊娠届を提出し面談を受けた妊婦、または令和5年1月27日以降に出生した子どもの保護者で面談を受けた方
  • 他の市区町村で同等の給付金をすでに受け取っていない

所得制限はありません。妊娠届出時の面談と、赤ちゃん訪問時の面談の両方を受けていることが条件になっている点がポイントです。

まりさん

所得制限がないのはありがたいです。でも「面談を受けていること」が条件なんですね。うっかり面談を忘れたらもらえなくなるということでしょうか。

高橋先生

そのとおりです。妊娠届出は区役所の窓口で面談とセットになっているので、届出さえ済ませれば1回目の面談は自然にクリアできます。注意が必要なのは出産後の「乳児家庭全戸訪問」の方です。保健師が自宅を訪問するタイミングで日程調整の連絡が来るので、対応を先延ばしにしないようにしてください。

申請の流れ

申請は妊娠届出時と出産後の2段階に分かれています。

1回目の申請(妊娠届出時給付金・5万円)
妊娠届出の際に区役所の窓口で案内を受け取ります。案内に記載されたオンライン申請フォームから手続きすると、申請から1〜2ヶ月程度で指定口座に振り込まれます。申請期限は「妊娠中」なので、里帰り出産などで慌ただしくなる前に済ませておくと安心です。

2回目の申請(出生後給付金・子ども1人につき5万円)
出産後、保健師による乳児家庭全戸訪問(赤ちゃん訪問)で面談を受けると、その場で申請案内を受け取ります。案内に記載されたオンライン申請フォームから手続きしてください。申請期限は「対象のお子さんが生後5か月になるまで」です。オンライン申請が難しい場合は、福岡市出産・子育て応援事業コールセンターに連絡すれば郵送での申請にも対応してもらえます。

まりさん

生後5か月までなんですね。出産後はバタバタしそうなので、期限を忘れないようにメモしておきます。

高橋先生

赤ちゃん訪問のタイミングで案内をもらえるので、そこで一緒に手続きの流れを聞いておくとスムーズです。オンライン申請が基本ですが、スマートフォンの操作が不安な場合はコールセンター(092-406-0896、10時〜18時、土日祝休み)に相談すれば郵送申請の案内をしてもらえます。

申請に必要なもの

本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)、振込先口座を確認できるもの(通帳やキャッシュカードなど)が基本的に必要です。状況に応じて追加書類を求められる場合もあるため、詳細は申請時に届く案内をご確認ください。

国の制度としての位置づけと、名称の変化について

この給付金のもとになっているのは、国が全国の自治体を通じて実施している「出産・子育て応援交付金」の枠組みです。令和7年度からは、国の法律(母子保健法)に基づく「妊婦のための支援給付」として法的な位置づけが整理され、近隣の北九州市などでは「妊婦のための支援給付」という名称に変更されています。

一方で、福岡市の公式サイト(2026年8月時点)では、引き続き「出産・子育て応援給付金」という名称のまま、令和5年1月27日以降の妊娠届出・出生を対象に運用が続いています。名称や制度の区分けは自治体によって差があり、今後福岡市でも呼称が変更される可能性があります。申請前には必ず福岡市公式サイトで最新の名称・条件を確認してください。

出産育児一時金も忘れずに

福岡市の「出産・子育て応援給付金」とは別に、全国共通の制度として、健康保険に加入している方が出産した場合には「出産育児一時金」も受け取れます。

産科医療補償制度への加入 支給額
加入機関での出産 50万円
その他の機関での出産 48万8千円

※令和5年4月1日以降の出産が対象(2026年8月時点)

多くの場合「直接支払制度」によって、出産した医療機関が保険者(健康保険組合や国民健康保険など)から直接受け取る仕組みになっているため、窓口でまとまった金額を立て替える負担が軽くなっています。出産費用がこの金額を下回った場合は、差額を後日申請して受け取れます。

給付金を受け取った後の教育費計画

まりさん

出産・子育て応援給付金と出産育児一時金、両方あわせるとまとまった金額になりますね。育児用品の購入以外にも、この機会に何か準備しておいた方がいいことはありますか。

高橋先生

出産直後は消耗品や育児用品の出費がかさむので、給付金はまずそこに充てて問題ありません。そのうえで余裕があれば、教育資金の準備を早めに始めておくという選択肢もあります。学資保険は0歳のうちから加入できる商品が多く、契約者の年齢が若いほど月々の保険料を抑えやすい傾向があるためです。

学資保険は子どもが生まれてすぐのタイミングから加入できるものが多く、必要かどうか迷っている方は学資保険が本当に必要かどうかを解説したページも参考にしてください。返戻率の考え方については学資保険の返戻率についての解説ページでも詳しく触れています。

よくある質問

Q. 福岡市外の病院で出産した場合でも給付を受けられますか?

はい、受け取れます。対象条件は「福岡市に住民票があること」なので、出産する医療機関の所在地は問いません。ただし申請手続きの窓口・案内は福岡市が発行します。

Q. 双子の場合、給付額はいくらになりますか?

出生後給付金は子ども1人につき5万円のため、双子なら出生後給付金だけで10万円、妊娠届出時給付金の5万円とあわせて合計15万円になります。三つ子以上の場合の扱いは、福岡市出産・子育て応援事業コールセンター(092-406-0896)に直接確認してください。

Q. 里帰り出産で他の市区町村にいる間に申請期限が来たらどうすればいいですか?

申請はオンラインフォームで完結できるため、里帰り先からでも手続き可能です。オンライン申請が難しい事情がある場合は、コールセンターに連絡すれば郵送申請の案内を受けられます。期限が近づいて不安な場合は早めに問い合わせておくと安心です。

Q. 児童手当との併用はできますか?

はい、出産・子育て応援給付金は児童手当とは別の制度なので併用できます。福岡市の児童手当の詳細は各区役所の窓口でご確認ください。

まとめ:福岡市で出産を控えている方が受け取れる給付金

2026年8月時点で、福岡市で出産を控えている方が対象になる主な給付金は次のとおりです。

制度名 総額 申請窓口
出産・子育て応援給付金(福岡市) 10万円(双子は15万円) 区役所窓口・オンライン申請フォーム
出産育児一時金(全国共通) 48.8万円〜50万円 加入する健康保険の窓口

申請は妊娠届出時と出産後の2段階、いずれもオンラインフォームが基本です。妊娠届出時の面談、出産後の赤ちゃん訪問時の面談を受けることが条件になっているので、案内を受け取ったタイミングで早めに手続きを進めておくと安心です。

まりさん

流れがよくわかりました。まずは区役所に妊娠届を出して、面談を受けるところから始めます。

高橋先生

それが第一歩です。妊娠届出のときに出生後給付金の流れも合わせて説明を受けられるので、聞き逃さないようにしてください。不明点があれば、福岡市出産・子育て応援事業コールセンター(092-406-0896)や、お住まいの区の子育て支援窓口に問い合わせると詳しく教えてもらえますよ。

出産後の各種支援制度もあわせてご確認ください。福岡市の子ども医療費助成制度(高校生世代まで)入学準備費用の就学援助制度保育料の多子世帯・ひとり親減免制度の解説も福岡市在住の方の参考になります。他都市との違いが気になる方は北九州市・福岡市・久留米市の子育て補助金比較もあわせてご覧ください。

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