まりさん

1歳半になる第一子に、そろそろ指先を使うおもちゃを買ってあげたいんです。友人からは「デュプロがいい」、実家の母からは「ニューブロックのほうが柔らかくて安心」と言われて、どっちがこの子に合うのか決めきれなくて…。小さい部品を口に入れる時期なので、対象年齢もちゃんと確認したいです。

高橋先生

どちらも1歳半のお子さんが公式の対象年齢に入っているブロックです。ただしメーカーも素材も連結の仕組みも違います。今日はレゴ デュプロとGakkenニューブロックの公式サイトに載っている対象年齢・価格・素材を突き合わせて、1歳半〜2歳のお子さんにどちらが合いそうか整理していきます。

レゴデュプロとニューブロックの基本

レゴ デュプロは、デンマークのレゴ社が展開する乳幼児向けブロックシリーズです。レゴ公式サイト(2026年8月時点)では、対象年齢は1歳半以上と表示されており、通常のレゴブロック(レゴクラシックなど)の約2倍の大きさで作られています。ブロックが大きいのは、誤って飲み込んでしまうリスクを抑えるための設計です。

一方のニューブロックは、学研ステイフルが販売する日本のブロック玩具です。前身の「ユニブロック」として1965年に誕生し、1971年に家庭向け商品として「ニューブロック」の名称でリニューアル発売、2025年に60周年を迎えたロングセラー商品です。公式サイト(newblock.jp、2026年8月時点)では、対象年齢は1.5歳以上と表示されています。

まりさん

対象年齢はどちらも1歳半からなんですね。じゃあ何が違うんですか?

高橋先生

大きな違いは素材の硬さと組み立て方です。レゴデュプロは硬めのプラスチック(ABS樹脂)で、上から下へ積み上げるスタッド方式です。ニューブロックは柔らかい樹脂素材で、踏んだり投げたりしてもケガをしにくく作られていて、縦だけでなく横や斜めにも組める立体的な連結方式を採用しています。素材の触感や、組み立ての自由度に差があるということです。

レゴデュプロとニューブロック比較一覧表

レゴ公式オンラインストアとGakkenニューブロック公式サイト(newblock.jp)に掲載されている情報(2026年8月時点・税込価格)をもとにまとめました。

項目 レゴ デュプロ ニューブロック(Gakken)
メーカー レゴ社(デンマーク) 学研ステイフル(日本)
対象年齢(公式) 1歳半以上 1.5歳以上
素材 硬質プラスチック(ABS樹脂) 柔らかい樹脂素材
連結方式 スタッド(凸凹)方式、主に縦方向 縦・横・斜めに組める立体連結
入門セットの価格帯 2,980円〜4,980円程度 1,650円〜5,500円程度
安全性の確認事項 誤飲を避ける大きめサイズ設計 玩具業界基準合格、食品衛生法に準じた検査
発売・実績 デュプロは1969年発売の世界的シリーズ 前身のユニブロックから60年以上(2025年60周年)
将来的な発展性 レゴクラシックなど本格ブロックへ移行しやすい 年齢が上がってもニューブロックの拡張セットで長く遊べる

レゴデュプロの特徴・詳細

対象年齢とサイズ設計

レゴデュプロの対象年齢は公式に1歳半以上とされています。ブロックの大きさは通常のレゴブロックの約2倍で、最も短い辺でも3cmを超える設計です。この大きさによって、誤って口に入れてしまっても飲み込みにくくなっています。ただし対象年齢の下限を守っていても、小さいものを口に入れる癖が強い時期は、保護者が近くで見守りながら遊ばせるのが基本です。

価格帯とセット例

レゴ公式オンラインストア(2026年8月時点)で確認できた1歳半向けの入門セットは次の通りです。「はじめてのデュプロ のりものをつくろう」は42ピースで2,980円、「デュプロのカラフルコンテナ」は80ピースで3,280円、「はじめてのデュプロ ワンちゃんのおうちと型はめパズル」は17ピースで4,980円です(いずれも税込・レゴ公式参考価格)。上位のセットになると1万円を超えるものもあります。

メリット・デメリット

メリットは、年齢が上がってから通常サイズのレゴブロック(レゴクラシックなど)へ移行しやすい点です。世界中で使われている規格のため、将来的にブロックの選択肢が広がります。デメリットは、ブロックが硬めのプラスチックのため、踏んでしまったときや投げてしまったときの痛みがニューブロックより出やすい点です。

ニューブロックの特徴・詳細

対象年齢と素材の安全性

ニューブロックの対象年齢は公式に1.5歳以上とされています。ブロックは柔らかい樹脂素材で作られており、公式サイトでは「踏んでも投げてもケガをしにくい」設計と説明されています。また、玩具業界の基準(形状・強度・機能・有害物質の検査)に加えて、なめたりかじったりしても大丈夫なように食品衛生法に準じた検査も行われていると案内されています。パーツ自体も大きめに作られ、誤飲しづらい設計です。

価格帯とセット例

Gakkenニューブロック公式サイト(newblock.jp、2026年8月時点)で確認できた入門セットは次の通りです。「はじめようボトル(20パーツ)」は1,650円、「はじめようバッグ」は3,850円、「はじめようセット」は15種54個入りで5,500円です(いずれも税込)。レゴデュプロの入門セットと比べると、最も安いセットの価格帯がやや低めです。

メリット・デメリット

メリットは、縦だけでなく横・斜めにも組める立体的な連結方式のため、平面的な積み上げに飽きた子供でも遊び方の幅を広げやすい点です。また日本のメーカーが60年以上作り続けている実績があり、国内の保育・教育現場でも使われてきました。デメリットは、レゴのような世界共通規格ではないため、ニューブロック以外の海外製ブロックとの互換性はない点です。

まりさん

うちの子はまだ物を投げて遊ぶことがあるので、柔らかい素材のほうが安心かもしれません。でも将来レゴクラシックにも興味を持ちそうな気がして、迷います。

高橋先生

どちらか一方に決めなければいけないわけではありません。今の1歳半の時期は柔らかい素材のニューブロックで投げても安心な遊び方をしつつ、4歳前後でレゴクラシックへの移行を見据えてレゴデュプロも並行して用意しておく、という組み合わせ方をしている家庭もあります。

こんな家庭に向いている・向いていない

レゴデュプロが向いている家庭

  • 将来的にレゴクラシックなど本格的なレゴブロックへの移行を見据えている家庭
  • 乗り物・どうぶつ・町のシリーズなど、テーマ性のあるセットで遊ばせたい家庭
  • 物を投げる・踏む頻度が少なくなってきた1歳半〜2歳の子供がいる家庭

ニューブロックが向いている家庭

  • まだ物を投げたり踏んだりする時期で、柔らかい素材を優先したい家庭
  • 縦だけでなく横・斜めにも組む立体的な遊び方をさせたい家庭
  • なめたり口に入れたりする癖がまだ残っていて、食品衛生法に準じた検査の有無を重視する家庭

どちらにも共通する注意点

  • 公式の対象年齢(1.5歳前後)を下回る月齢での使用は避ける
  • 誤飲のリスクがゼロになるわけではないため、遊ばせる際は保護者がそばにいる状態から始める
  • きょうだいがいる場合、上の子の小さいおもちゃが下の子の手に届かないよう収納・片付けの動線も確認する

ブロックの選び方のポイント

1. 対象年齢は「目安」として捉え、様子を見ながら判断する

公式の対象年齢は「多くの子供が安全に遊べる目安」であり、誕生日を迎えた瞬間に急に遊べるようになるわけではありません。小さいものを口に入れる癖が残っている間は、対象年齢内であっても保護者が近くで見守る時間帯から始めてください。

2. 素材の硬さは実際の遊び方をイメージして選ぶ

投げる・踏む頻度が多い時期は、柔らかい素材のニューブロックのほうが痛がりにくい傾向があります。逆に、丁寧に積み上げる遊び方が中心になってきたら、硬めのレゴデュプロでも扱いやすくなります。

3. 将来の移行先まで見据えて選ぶ

レゴクラシックなど本格的なレゴブロックへの移行を考えているなら、同じレゴ社のデュプロから始めるほうが世界観・シリーズを引き継ぎやすくなります。日本の保育現場に近い遊び方を続けたい場合は、ニューブロックの拡張セットで年齢に合わせて買い足す方法もあります。

4. 最初の1セットは価格よりもパーツ数・遊び方のバリエーションで選ぶ

入門セットはどちらも数千円台からありますが、価格差だけで選ぶのではなく、型はめパズルが付いているか、乗り物パーツが含まれるかなど、子供の興味に合わせた内容で比較するのが実用的です。

よくある質問

Q. レゴデュプロとニューブロックは組み合わせて遊べますか?

A. 連結方式が異なるため、レゴデュプロとニューブロックのブロック同士を直接つなげることはできません。それぞれ別のセットとして並行して遊ばせる形になります。

Q. 1歳半より前から遊ばせても大丈夫ですか?

A. どちらの製品も公式の対象年齢は1.5歳以上です。対象年齢を下回る月齢での使用は誤飲などのリスクがあるため避けてください。1歳半になる前は、色や形を大人と一緒に眺める程度に留めるのが安全です。

Q. どちらが長く遊べますか?

A. レゴデュプロは4歳前後でレゴクラシックなど通常サイズのレゴブロックへ移行する家庭が多く、ニューブロックはセットを買い足しながら小学生頃まで使い続ける家庭が多い傾向があります。どちらも1セットで完結させず、年齢に合わせてパーツを買い足していく前提で検討するのが実用的です。

Q. 兄弟で年齢差がある場合、どちらを選べばいいですか?

A. 下の子が対象年齢(1.5歳)に届いていない間は、上の子のブロックと遊ぶ時間・場所を分けるか、保護者が同席する時間帯に限定してください。柔らかい素材のニューブロックのほうが、きょうだいで一緒に遊ぶ場面での接触時のケガは起きにくい傾向があります。

まとめ:1歳半〜2歳の第一子には素材と将来の移行先で選ぶ

まりさん

うちの子はまだ投げて遊ぶことが多いので、まずは柔らかい素材のニューブロックの入門セットから始めてみます。落ち着いてきたらレゴデュプロも様子を見て買い足したいと思います。

高橋先生

今の遊び方に合わせた選び方だと思います。レゴデュプロ(対象年齢1歳半以上)とニューブロック(対象年齢1.5歳以上)はどちらも1歳半のお子さんの公式対象年齢に入っていますが、素材の硬さと連結方式が違います。投げたり踏んだりする時期は柔らかい素材のニューブロック、将来レゴクラシックへの移行を見据えるならレゴデュプロ、というように今の発達段階と将来の見通しの両方から選ぶとよいと思います。価格・在庫は変動するため、購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。

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レゴクラシックへの移行時期や年齢別のセットの選び方はレゴクラシックの知育効果と年齢別セットの選び方を検証した記事、知育玩具全般の効果や月齢別の選び方は知育玩具は本当に効果があるのか検証した記事、誕生日プレゼント選びで悩んでいる方は知育玩具の誕生日プレゼントを予算・年齢別に紹介した記事もあわせてご覧ください。

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